Sightseeing Mitake-town

      

花木の歳時記
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シデコブジ
撮影07年3月
シデコブシ
 シデコブシは湿地帯に生息し、東海地方にのみ生息するという。シデとは花が四手(玉串)に似ていること、コブシとは実が人のコブシに似ているところから名がついたとされている。交雑が容易なため遺伝的固有種を保護するため、移動を禁止しているところもある。
シャガ
撮影07年4月
シャガ
 山菜取りで山へ訪れ、屈んだいきに目に飛び込んできて、思わず見とれてしまうような花だ。あやめ科の植物で中国が原産とされている。種子はつかないため地下茎のみで繁殖していく。分布は北海道除く全国である。
ウワミズザクラ
撮影07年4月
ウワミズザクラ
 4月の終わりから5月にかけて、新緑の林の中で白いブラシような花に出くわすことがある。サクラの原種といわれるが、花はまったくサクラらしくないが、一つひとつの花をよく見るとサクラに似た形に見える。ウワミズザクラという名は木に溝を付けたような模様があることから上溝桜といわれていたそうである。
みたけの森 ササユリ ささゆり
撮影08年6月
ササユリ
 以前は山中に分け入れば、見かけることができたササユリもめっきり数が少なくなってしまった。みたけの森では年によって多少の違いはあっても、およそ2万株といわれ、見事に花を咲かせている。日差しが強くなって、汗ばむような季節に爽やかさを運んでくれるといえるだろう。





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シダレザクラ  
御嵩町のシダレザクラ(左から願興寺、宝積寺、若宮町)
撮影10年3月21日



撮影07年8月
ノリウツギ
 アジサイの時期が過ぎて、林に白い花をつけるのがノリウツギである。ウツギという名を持ちながら、実際はアジサイの仲間で、樹高は高く花は最後につける。和紙をすくときの糊を取ったことから、ノリウツギと呼ばれたようである。

撮影07年7月
キョウチクトウ
 インド原産で中国を経て、江戸時代に日本に持ち込まれた。園芸植物として広く栽培されるようになり、最近では乾燥や大気汚染に強いので、街路樹に植えられることも多いようである。樹木全体に毒性があり、キョウチクトウの枝をバーベキューの串に利用して死者が出たこともあるそうで、扱いには注意したいものである。

撮影07年9月
クズ
 クズは奈良県吉野地方の国栖(くず)の人々がこの植物の根から取れるデンプンを国栖粉(くずこ)として売り歩いたことから名づけられたという。つる性で成長が早く山野の木々を覆い隠すほどになっているのを見かけることも多く、農家の悩みの種になっているともいう。
 くず粉はくず餅等の和菓子にはなくてはならないものであり、クズの繊維は葛布になり、利用価値の多かった植物だった。くず粉を生産するには、多くの工程を経ている割りに取れる量は少なく、貴重なものとして扱われている。







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撮影07年10月
キクイモ
 ヒマワリが終わった秋にヒマワリに似た黄色い花をつけるのがキクイモの花である。私たちはハッショウイモともいい、花が終わる頃、地中の塊茎を輪切りにするとキクの花のような模様が見えるのでキクイモと呼ばれている。繁殖力が強く、植えるとすぐに八升も取れるほどだからハッショウイモと呼ばれるようになったそうである。

撮影08年11月
メタセコイヤ
 みたけの森の湖畔に初夏に若葉が美しく、秋の紅葉が湖面を彩るメタセコイヤ。かつて御嵩町は全国に誇る亜炭(石炭より炭化が低く、水分が多い)の産地であった。亜炭はこのメタセコイヤが大量に地下に埋められたことによって、炭化されたものである。真っ直ぐに伸び、四方に枝を広げるメタセコイヤはみたけの森のシンボル的存在である。

撮影08年12月
サザンカ
 宝積寺のサザンカの生垣は、冬の時期の花の少ない時期に見事に咲き誇る。いろいろなところで取り上げられるサザンカは、椿とともに冬の花の代表格の一つであろう。

撮影07年1月
オオイヌノフグリ
 春先に青色の小ぶりの花を持つオオイヌノフグリ。温暖化の影響か、冬の日当たりのよいところでも見かけるようになった。明治の初めごろ、ヨーロッパから渡来した帰化植物である。僅かな時間に全国に広がった。フグリとは男性の陰嚢のことであるが、小さな種がたくさん入った2つの袋をもつ実は、まさに男性の陰嚢である。




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写真と文章は地元の写真家「奥谷勝治」氏のブログから抜粋されていただきました。 鳥の歳時記    祭時記